社会教育評論

人間の尊厳、自由、民主的社会主義と共生・循環性を求める社会教育評論です。

霧島神宮隣接の80メガソーラー発電の急傾斜地大規模造成問題

 霧島神宮隣接の80メガソーラー発電の急傾斜地大規模造成問題

 

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 霧島市田口・大窪地区メガソーラー発電所発電事業は、災害発生の危険性、歴史文化の破壊 自然景観の破壊、観光などの地域経済の打撃ということが想定されます。
 この開発は、霧島神宮隣接の急傾斜地に高低差250メートルにわたる135ヘクタールの開発事業です。開発業者が管理する土地の73ヘクタールの森林を伐採して、約25万枚の太陽光パネルを設置する計画です。

 この開発のための環境評価評価方法書説明会が令和2年3月17日にありました。
 開発事業者は、シフトエナジージャパン(SEJ)で、福岡市に本社をおく、太陽光発電の投資・開発・運営を行うグローバル企業と称しています。代表取締役は、ジョセフラーラです。アメリカ系の投資会社です。

 会社のホームページでも山地の急傾斜に広大な太陽光発電パネルを設置している写真をだして、技術力をほこっています。
 当日に、SEJの担当者は、この事業に、極めて大きなビジネスチャンスになるということでした。そして、SEJは積極的な開発推進を表明したのでした。

 この開発計画がもちあがったときに、霧島市の市議会は平成31年3月にメガソーラー反対の陳情書を全員一致で決議しました。

 市長は平成31年2月26日にメガソーラー反対の通告をしました。平成31年4月18日には、地域の霧島神宮、水利組合、自治会、医療施設、介護施設、漁協などの反対の意思表示書を知事と市長に提出しました。
 しかし、これらの意見も全く無視して、具体的に推進していく方法書を作成して、鹿児島県の知事に認可をしていくための手続きに入っていくという姿勢でした。
 3月17日の環境影響評価方法書の説明は事業概要の説明をSEJが行いましたが、方法書の詳しい説明を長時間にわたって、行ったのは、九州環境影管理協会(理事長・九州大学名誉教授百島 則幸)の九州大学卒業の職員でした。

 当日はメガソーラーの建設に反対する多くの意見がだされましたが、業者側は手続きにすすむ一歩が進んだということで、終わった後は喜びをみせるほどでした。
 方法書に対する意見書を神田は、次のように書きました。どれほど、意見書に対する真剣な回答がくるのか定かではないが、きちんとした白紙撤回の意思をだすことが必要と思い書きました。

 

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       意見書  
                          令和2年4月3日
                              神田 嘉延

 縦覧図書の名称:霧島市田口・大窪地区メガソーラー発電所発電事業環境影響評価方法書

霧島市田口・大窪地区メガソーラー発電所発電事業環境影響評価方法書に対する意見は、(1)災害発生の危険性 (2)歴史文化の破壊危惧 (3)自然景観の破壊危惧 (4)観光などの地域経済の打撃の危惧という4つのことから、白紙撤回を求めます。その具体的な理由と質問については別紙に書きます。

 別紙1
 神田 嘉延
霧島市田口・大窪地区メガソーラー発電所発電事業環境影響評価方法書の白紙撤回要求の理由と質問

(1)災害発生の危険

 

  太陽光を設置する土地利用計画地域は、鹿児島県の山地災害危険地区マップで、多くが崩壊土砂流出危険地区になっています。また、平成30年の災害危険の基礎調査でも急傾斜の崩壊の指定地域に設定されています。
 また、太陽光を設置する地層は、傾斜地のうえに、シラスが上から下に帯状に存在しているところです。
 霧島山麓は、雨量が非常に多いのが特徴です。梅雨時の末期では、鹿児島県の雨量よりも50%以上降るといわれます。たびたび、霧島川の水系は、氾濫が起きてきた歴史をもっています。このため、地域住民は、山の森林保全に力を注いできたのです。
 
  方法書では、日本の地形レッドデーターブック第1集の危険地形に掲載されていないという確認で、急傾斜の山地開発に問題がないという考えで、大規模な切土と盛土をして、地形を大幅に改造しようとするのです。

 地質学による地層の研究成果、県災害危険調査、県の山地災害危険地区マップ、氾濫の歴史、雨量のデーターをもとに、詳細なる実施調査をして、80メガソーラー設置の適地であるのかということを再検討してほしいと思います。
 方法書に書かれている切土・盛土・法面調整については、極めて危険な内容です。

 切土と盛土は、地図上の地域におとしていますが、どのような圃場になっていくのか。きわめて心配です。

 高低が250メートルある広大な急傾斜地を切土と盛土によって、10度の角度以下の平坦地にして、ソーラーパネルをひくということのようですが、圃場はいくつになるのか、それぞれの圃場の法面の高さはどのようになるのか全く示されていません。広大な段々畑のような圃場ができるのでしょうか。また、切土して、新たにできた絶壁の高さがどの程度になるのか。
 そして、圃場の法面の強度が緑地の種子吹付工事をして、暗渠排水するので問題はないと方法書では書かれていますが、安全面から極めて不安です。さらに、暗渠排水官の施設、土砂流出防止工事をするので問題がないとしていますが、その安全性を保障する具体的な内容が明らかになってません。

 伐採した樹木を再利用するために、チップ化して、法面保護で行う吹き付け工事の基盤材や渇水低減対策のフイルターなどに利用することが方法書では書かれています。しかし、そのことによって、盛土による軟弱な地盤の強度になるのか。これらは、盛土による安全性になっていくのか極めて疑問です。
 とくに、盛土が深さ20メートルから24.6メートルも重ねていくということで、その土地の強度が保てるのかが不安です。大規模盛土造成地の危険性として、今日では、国土交通省はボーリングなどをして再点検の調査に乗り出しているのです。今まで、やってきた土地開発における盛土の技術的な方法が問題になっている時代です。

 このような安全性と持続可能性を重視する時代に、あえて危険な急傾斜の地域を盛土していくことが、どの程度に新たな技術的方法によって、問題を解決しようとしているのか疑問です。盛土の強度、法面の保護、切土した絶壁の安全性の担保などを具体的に示してほしい。
 さらに、水害対策は広域的な水系から問題をみていかねばなりません。つまり、局所的なことだけではなく、水系によって、水量が増大して、下流の河川が被害を受けるからです。
 つまり、水害などは、広域的な水系のなかでみていかねばなりません。大規模に森林を伐採して、盛土・切土にして急傾斜の土地を平坦にしていくことによって、水系がどのように変わっていくのか。

 調整池7つをつくることによって、水害の防止対策になるのか。調整池をつくるということは、森林伐採によって、水害が起きることを想定しているからこそ、つくるのだと思われます。方法書では、そのことを認識しているからこそ、対策をあげているのではないでしょうか。
 地球温暖化のなかで、近年は異常気象によって、大量の雨が連続的に降ることで、日本列島では各地で従前に想定しなかった水害が起きる時代です。

 7つの調整池で水害の防止対策をどの同程度の最高の雨量を想定して設計しているのか、教えてください。側溝をどの程度つくり、その側溝から調整池に集まって、さらに、霧島川に流れていく水量がどの程度になるのか。

 メガソーラー発電所建設のための大規模な切土・盛土の土地改変は、旧霧島町ばかりではなく、隼人町の松永地区、さらに、国分平野までも影響を受けることになると思われます。
 森林伐採によって、渇水の問題が起きるということから、その対策として、伐採した樹木を使用するとしていますが、どのように敷き詰めていくのか。具体的に提示してほしい。むしろ、渇水対策としての伐採した樹木の利用が、かえって軟弱地盤に拍車をかけるのではないかと危惧する次第です。その疑問に答えるには、具体的な方法を示して、地盤の強化になることを示してほしいと思います。むしろ、捨て場に困ったものを埋め込むのではないかという安易な発想に思われがちですので、そうではないことを示してほしい。
 大田水源の問題が開発地域との関係と書かれていますが、伐採した樹木を渇水対策に利用するということを方法書で示していることは、樹木の伐採、切土・盛土によって、SEJ社も渇水の想定を認識していると思われます。そのことが最も有効なことは現状を維持していくことではないでしょうか。それに変わることが伐採した樹木を利用することなどのでしょうか。
 80メガという大規模な太陽光ソーラー群による地域の電波障害、反射光などによる人体的被害はないのか。

 その対策は具体的にとる必要はないのか。ソーラーパネルの架設工事による有害な物質の使用はないのか。パネルの架設の安全性の保障はあるのか。ソーラーパネルの架設工事の原材料を明示してほしい。
 さらに、重大なのは、発電事業終了時の計画であります。20年後に継続するのかどうかの判断ということで、持続可能性をもって、太陽光発電を考えているのではなく、短期的な事業として、急傾斜地の大改造をするということに驚きをもっています。

 135ヘクタールの大規模な大改造計画で盛土・切土等の73ヘクタールの森林伐採という事業が20年ということで、継続判断するという、単にソーラー発電の設置という次元しか考えていないのでしょうか。長期にわたって、自然とつきあって、持続可能性をもっていくという開発の視点がないことに驚きをもっています。
 最も怖いのは、シフトエネジージャパンと霧島での建設を目的にしたSEJ4が倒産して、ソーラー発電の管理を放棄することです。環境保全のためには、管理会社が存在していなければ、全くの無責任な状況になりかねません。この意味で、このメガソーラー発電の事業が採算からすれば極めて危険な環境保全に反したものといわざるをえないと考えています。再生可能エネルギーという事業目標は、投資家にとっても魅力あることと思いますし、今後の未来社会を考えていくうえで、大切な事業計画と思われがちです。しかし、その実体がともわない、逆に環境破壊になり、地域の暮らしにとって、危険性を伴うものであれば開発事業は許されることではないと考えます。

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 (2)歴史文化の破壊危惧

 

 135ヘクタールのメガソーラー開発地域は、霧島神宮に隣接していることから、古代から歴史文化の蓄積している地域です。環境保全ということは、環境保全を累積してきた歴史文化も含めて、考えるべきと思いますが、どのようにお考えですか。
 霧島神宮は、10世紀に性空聖人が修行した山麓として、神仏の教え、修験道の歴史が深く刻まれているところです。もともと天孫降臨神話伝説があるところで、日本人の心のふるさとでもあります。平安時代説話の今昔物語や徒然草にでてくる性空聖人の話として、よくでてくるところです。
 メガソーラーの開発地区は、方法書で、文化財保護法や鹿児島県文化財保護条例に指定された埋蔵文化財、指定文化財は、対象地域に確認されなかったということで、歴史文化からの地域の環境保全という視点が全く放棄されています。霧島神宮は、建物としての文化財遺産としての側面をもつことは、もちろんのことですが、周りの自然や地域の環境のなかで存在しているのです。そして、周りの地域は、歴史的に修験道における聖の地域として、多くの人々が人間的に、この自然地域での修行によって、育っていったのです。
 霧島神宮に隣接している80メガソーラーの開発地域の扇山は、天孫降臨古跡の巨大石群といわれているところです。古代の祭祀遺跡ともいわるところです。 

 地域の人々は扇山の石船の巨石文化を大切にして、山の神が宿るとして、大山祇神(オオヤマズミノノカミ)として敬っていたのです。その祠も現在でも扇山に残っています。

 80メガソーラーの開発は、これらを全く文化としてみていないのです。古来から大山祇神(オオヤマズミノカミ)という山の神様に守られながら、自然の恩恵を受けて山村の人々は暮らしてきたのです。

 山の掟を破れば祟りがおきるということで、人々は山の自然を大切にしながら、その恩恵を受けてきたのです。
 霧島神宮に隣接している扇山に宿る大山祇神(オオヤマズミノカミ)は、山の精霊であると同時に、水の精霊でもあるのです。山の神は里に降りれば、田の神になるのです。

 田の神は、冬になれば、山に戻るといういうことなのです。田の神信仰と山神信仰は一体であるのです。それは、山が恵みを与えてくれるということばかりではなく、里を守ってくれるということからです。
 木を伐採するときも、山の神にお祈りをしながら、自然の循環を誓ってきたのです。

 日露戦争によって、自然を豊かにしていこうと植林したのも地域の人々の自然循環からの恵みの願いからです。これら記念碑も扇山の巨石群のひとつに残っています。

 メガソーラーの山地大改造によって、それらの歴史文化遺産が消滅していく危機にあるのです。扇山は聖の山として、大山祇神の宿るところです。その保存をどのように考えますか。
 メガソーラーの開発の地域の虎ケ尾丘から待世神社に至る山道は、旧小林街道・荒襲街道といわれる道であります。 

 小林、高原、御池、吉之元、猪子石、待世、大窪、国分と通じていく道です。古代から中世、そして、近世、近代と鉄道や自動車道路ができる以前は街道であったのです。

 この街道は、歴史的に様々なドラマがあったところです。島津軍と伊藤軍が戦ったときに島津義久がたびたび通った街道です。また、九州全体を統一しようとした島津軍が通った道でもあります。

 西南戦争のときに、西郷軍が人吉から霧島をとおり、宮崎方面にいくときに通った道でもあります。大窪から猪子石では政府軍との合戦もありました。歴史的に重要な街道であったのです。

 この街道筋には、霧島東神社、狭野神社、夷守神社など霧島山麓の重要な6所権現があるところです。まさに、古代からの文化交流のための霧島古道であるのです。

 6所権現は、六根清浄の修行の道で、世相の欲のよごれを洗い清めながら人間としての正しい生きる道の感覚をみがいていく教えです。
 この街道筋の旧霧島の範囲では、猿田彦命巡行祭(メンドンマワリ)が現代も霧島神宮の行事として、春秋2回年間4回行われているのです。霧島神宮の境内をお祓いするということで巡っていたのです。

 東回りに80メガソーラーの開発地域が入るのです。切土・盛土によって、この街道筋が消滅していくのです。猪子石から待世に至る旧街道がなくなるのです。霧島神宮を出発して、永池、猪子石、待世、田口の猿田彦神社霧島神宮のコースです。

 これらの古道を歴史的文化遺産として、人々がいかにして街道筋を歩いてきたことを現代でも持続可能性の社会づくりとして保全すべきと思いますが、その保存の工夫をする考えはありますか。

 

 (3)景観破壊の危惧

 

 景観法の基本理念では、「地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動等の調和により形成されるものであることにかんがみ、適正な制限の下にこれらが調和した土地利用がなされること等を通じて、その整備及保全が図られなければならない」としています。

 そして、「良好な景観は、地域固有な特性と密接に関連するものであることにかんがみ、地域住民の意向を踏まえ、それぞれの地域の個性及び特色の慎重に資するよう、その多様性な形成が図られなければならない」と地域の固有の特性の重視と住民の意向という市民参加方式を積極的にうたっているのです。

 日本の景観法では、環境保全における地域の固有な景観の役割を重視しているのです。それは、災害発生ということばかりではなく、景観に対する人々の心の癒やしの大切さ、地域の歴史文化に対する人々の精神の問題を含んでいることを見落としてはならないのです。
 霧島市田口・大窪のメガソーラーの大規模開発について、方法書では、開発区域の境界線を緑地として森林を残し、植林も多少すると書かれています。

 しかし、800戸以上がたち、ホテルがあり、多くの住民が住む大和の別荘地帯に行く道路は、太陽光パネルが敷き詰められた真ん中を通りますが、その緑地の工夫がなされていませんし、その道路の森林は伐採されることになっています。図2-4の土地利用計画図。
 広大な地域に太陽光パネルが25万8千枚が山地の斜面に並ぶのです。このことが、国立公園隣接の自然景観に突如として、人工的なソーラーパネルの構造物が存在するということがどうなのか。景観法の理念からみても大いに問題があると考えますが、景観法ということから霧島市田口・大窪メガソーラー開発をどのように考えますか。
 霧島市田口・大窪のメガソーラー開発について、景観法の理念からの地域住民の意向、住民と地方公共団体、事業者との一体的な取り組みをどのように考えているのですか。

 市長や市議会が正式に反対表明していることによって、大幅な計画案の見直しや白紙撤回も含めて、その検討を専門家も含めてどのようにされたのでしょうか。具体的に専門家を含めて検討なされたことを教えてください。
 霧島市は景観法に基づき、景観条例を制定しています。そして、全市を景観区域にして、景観計画を作成しているのです。

 市の景観計画で、山の地域では、建築・工作物において、大規模となる場合、道路から後退させて周辺に違和感がないようにし、地形を生かして、切土・盛土を最小限にすること、法面の長大はさけること、太陽光発電設備は稜線を乱さないようにまた、土地形状に違和感をあたえないことなどの基準を設けています。
 悠久の歴史・文化に抱かれた個性ある景観として霧島市は特徴づけけをしています。それは、市内に天孫降臨神話との関係の文化遺産や伝統行事が数多くあることです。

 これらは、山地での森林や水の文化が深く根づき、厳しい自然条件でも持続可能性をもってきた人々の叡智が信仰の形で、自然の畏敬という住民の精神性に凝集されているのです。

 景観を守っていくことは環境保全、持続可能性ということが密接に結びついてきたのです。このことを田口・大窪のメガソーラー開発で、どのようにSEJさんは考えているのでしょうか。

 

 (4)観光など地域経済の打撃の危惧

 

 景観法での地域経済や観光の役割として次のようにのべています。「良好な景観は、観光その他の地域間交流の促進に大きな大きな役割を担うものであることにかんがみ、地域の活性化に資するよう、地方公共団体、事業者及び住民により、その形成に向けて一体的な取り組みがなさなければならない」。
 旧霧島町の地域経済にとって、観光と農業は大きな位置を占めています。そして、近年は、高齢化時代のなかで老後の癒やしの暮らしとして、自然のなかで暮らすことが注目を集めています。

 別荘地は高齢者の住む住宅地に変わってきています。そこには、医療や介護施設が地域出来て、その施設が新たに充実して、ひとつの地域の働きの場になっています。これらは、豊かな自然環境と安心してくらせるセーフティネットあってのことです。
 霧島市の旧霧島町田口・大窪に計画されている大規模なメガソーラー計画は、地域住民の安心・安全に大きな恐怖感を与え、また、景観も大きく損なうことから地域経済に大きな打撃を与えると想像されます。旧霧島町は、安心・安全の農業を積極的にとりくみ、それを観光業として結びつけて、六次産業として、未来型の地域経済振興を起こしています。

 これは、20年後に操業の存続を検討するという田口・大窪のメガソーラー計画とは全く異なります。SEJさんのメガソーラー計画が地域の環境破壊に導くならば、地域経済に大きな打撃を与えると思いますが、どのように考えますか。環境保全という視点から地域経済の振興のこともぜひとも考えてほしいと思います。