2025-01-01から1年間の記事一覧
社会教育推進全国協議会 2025年全国集会イン北海道・総括集会 9月21日に北海道集会の総括会議がオンラインと現地実行委員会の参加のもとで、開かれました。北海道集会は、社会教育に直接に関わる職員と地域住民の学びということよりも,地域の暮らしの…
社会教育全国集会・北海道恵庭に参加の学び 鹿児島・神田嘉延 地域に根を張り、学びと協働で築く新時代と称して、社会教育の本質を今一度と問う研究集会でした。北海道を中心に全国から地域の暮らしや文化に根ざした社会教育実践の率直な語らいから、課題を…
「日本経済の死角-収奪的システムを解き明かす」河野龍太郎著・ちくま新書を読んで はじめに・問題意識 30年間の経済停滞、格差の拡大、国民の暮らしの貧困化など、厳しい状況が日本の状況だと思います。未来に対する希望をもつ人が極めて少なく、無縁社会…
リーダー・幹部を育てること 本記事は、10年前以上の稲盛アカデミーで、社会人向けの経営哲学の一環として、講義をしたときのレジュメの内容です。今後の企業ばかりではなく、地域、組織などのリーダー養成で参考になればと思い、再録します。 講義は、中小…
稲盛和夫の「社員のやる気を引き出す」考え 本記事は、神田が稲盛アカデミーに勤務していたときの履修証明の授業のレジュメ一部を再録したものです。10年以上前のことで、あらたに付け加えたこともあります。 稲盛さんが考える 社員のやる気を引き出すことと…
「地域における居場所づくり再考・久留米市の事例 ―地域福祉や社会教育へと拡がっていく市民活動」 はじめに 九州地区の社会教育学会では、6月集会として、テーマにかかげた趣旨で、地域における居場所づくりについて深めた。その事例分析を福岡県久留米市の…
霧島上野原縄文遺跡から学ぶ現代への知恵 はじめ いま、なぜ 現代の社会から未来へと考えるときに、縄文遺跡から学ぶことが必要なのか。 豊かな自然の恵みから生きていくことは、持続可能な循環社会をつくりだすことがよくいわれています。セルノースナノテ…
住民福祉要求運動と結合した事業展開ーよさのうみ福祉会の歩みから学ぶ ―京都丹後地域における障害者の生活・労働・発達の保障と地域づくり実践― 上記の写真は、日本三景のひとつ丹後の港玄関口の天橋立です。丹後半島は、古代から独自に国家をつくったとい…
話の要旨 過疎地域の活性化に向けてー現在の都城市西岳地区の人口ー 高齢化率60%。男性791人、女性940人、合計1731人。世帯990。 自治公民館加入率74.8%。西岳小昭和11年622名、現在16名。 吉之元小学校8人。 地域の特性(社会福祉協議会の見方) 高齢化し…
西欧の魔女狩りと現代の排外主義を考える 十 はじめに ヨーロッパの近代黎明期に魔女狩りが盛んに行われた。その終焉には近代の観察実験を重んじる経験的科学と論理性による合理主義による理性が大きな役割をもった。 日本でも明治維新以降の近代化のなかで…
沖縄の歴史文化から日本の未来を考える 神田 嘉延 はじめに 東アジアの平和の構築を目指して 日本の国民が未来社会を考えていくうえで、沖縄の自立してきた地方の独自文化の素晴らしさを認識することが大切です。全国のそれぞれの地域が、自らの歴史文化を見…
「外国人労働者と生き生き地域づくり」 はじめに 日本の社会の発展の画期には、古代から中世、そして、近代にかけて外国人雇用に大きな飛躍をとげてきた。 現代日本の外国人労働者の扱いは、安価な単純労働者として、きつい労働現場で長時間にわたって働かさ…
カンボジア・アンコール遺跡から学ぶ寛容精神 神田嘉延 カンボジアのアンコール遺跡の旅をとおして、人類史的な偉大性、寛容性と慈愛の精神の素晴らしさ、自然を研究し、自然との共生、循環的に生きた精神など、多くのことを学ぶことが出来ました。 カンボジ…